介護離職を防ぐためにできること【江戸川区で使える制度と仕事と介護の両立方法】

江戸川区

「親の介護のために仕事を辞めなければいけないのか」「仕事と介護を両立するにはどうすればいいの?」という方のために、介護離職の現状・防ぐための方法・使える制度をわかりやすく徹底解説します。

介護離職とは

介護離職とは家族の介護を理由に仕事を辞めることです。日本では年間約10万人が介護を理由に離職しているといわれています。

介護離職は本人の収入・キャリア・老後の年金にも大きな影響を与えます。「介護のために仕事を辞めるしかない」と思い込まずに、まず使える制度やサービスを確認することが大切です。

介護離職が起きる主な原因

突然介護が始まる

親の入院・骨折・認知症の発症など、介護は突然始まることが多いです。準備ができていないまま介護が始まると仕事との両立が難しくなります。

職場に相談できない

「介護のことを職場に話しにくい」「迷惑をかけたくない」という思いから、一人で抱え込んで限界になってしまうケースが多いです。

介護サービスの知識がない

訪問介護・デイサービスなどの介護保険サービスを知らずに、家族だけで介護を抱え込んでしまうケースが多いです。

職場の介護支援制度を知らない

介護休業・介護休暇・短時間勤務などの制度があっても、知らずに使えていないケースが多いです。

介護離職を防ぐための5つのポイント

ポイント①:早めに職場に相談する

介護が始まったら早めに上司や人事部門に相談しましょう。「迷惑をかけたくない」という気持ちはわかりますが、早めに相談することで勤務時間の調整や在宅勤務への切り替えなど柔軟な対応をしてもらいやすくなります。

ポイント②:介護保険サービスをフル活用する

訪問介護・デイサービス・ショートステイなどの介護保険サービスを積極的に活用することで、仕事中の介護の空白を埋めることができます。「サービスを使うのは申し訳ない」という気持ちは持たなくて大丈夫です。

ポイント③:介護休業・介護休暇を活用する

介護休業・介護休暇などの制度を活用して、介護の体制を整える時間を作りましょう。詳しくは後述します。

ポイント④:ケアマネージャーに相談する

ケアマネージャーは介護の専門家です。仕事と介護を両立するためのケアプランを一緒に考えてもらえます。「仕事があるので日中は介護できない」という状況も含めて相談しましょう。

ポイント⑤:家族で介護を分担する

介護を一人の家族が抱え込まず、兄弟姉妹・親族で分担しましょう。離れて暮らす家族でも金銭的なサポート・週末の介護など役割を決めて分担することが大切です。

仕事と介護の両立に使える制度

介護休業

家族の介護のために仕事を休める制度です。

・対象:要介護状態の家族を介護する労働者
・取得期間:対象家族1人につき通算93日まで
・分割取得:3回まで分割して取得可能
・給付金:雇用保険から休業前賃金の約67%が支給される

介護休業は「介護のための長期休暇」ではなく「介護体制を整えるための休暇」として活用するのがポイントです。

介護休暇

介護のために年間5日(対象家族が2人以上の場合は10日)取得できる休暇です。

・1日または半日単位で取得可能
・給与の支払いは会社によって異なる
・通院の付き添い・ケアマネージャーとの打ち合わせなどに活用できる

介護のための短時間勤務等の措置

介護のために以下のいずれかの措置を利用できます。

・短時間勤務
・フレックスタイム制
・始業・終業時刻の繰り上げ・繰り下げ
・介護サービス費用の助成

所定外労働の免除

介護が必要な家族がいる場合、残業を免除してもらえる制度です。対象家族1人につき介護終了まで利用できます。

介護しながら働くための工夫

在宅勤務・テレワークを活用する

在宅勤務ができる職場であれば、介護と仕事を組み合わせやすくなります。「急に介護が必要になった」という場合にも対応しやすいです。

介護に対応した勤務シフトを組む

デイサービスの送り出し・訪問介護のスタッフの受け入れなどに合わせて勤務時間を調整できると両立しやすくなります。

緊急時の対応を事前に決めておく

「親が急に体調を崩した場合は誰が対応するか」を事前に決めておきましょう。職場への連絡方法・早退の手続きなども確認しておくと安心です。

江戸川区で利用できる仕事と介護の両立支援

地域包括支援センター

仕事と介護の両立に関する相談にも対応しています。介護サービスの調整など具体的なサポートをしてもらえます。

江戸川区役所 介護保険課

介護保険サービスの利用方法や手続きについて相談できます。

ハローワーク

介護離職後の再就職支援や介護休業給付金の手続きはハローワークで行います。

よくある質問

Q:介護休業を取得すると職場での評価が下がりませんか?

A:介護休業の取得を理由とした不利益な扱いは法律で禁止されています。ただし職場の理解を得るためにも早めに相談して丁寧に説明することが大切です。

Q:パート・アルバイトでも介護休業は取れますか?

A:一定の条件を満たすパート・アルバイトも介護休業を取得できます。雇用期間・週の労働時間などの条件があるため、職場や社会保険労務士に確認しましょう。

Q:介護離職してしまいました。再就職できますか?

A:介護離職後の再就職は可能です。ハローワークや転職エージェントに相談しましょう。また介護の経験を活かして介護職に転職するという選択肢もあります。

Q:遠距離介護をしていますが仕事との両立が難しいです

A:遠距離介護の場合はケアマネージャーや地域包括支援センターと連携して地域の介護サービスを整備することが重要です。緊急時に駆けつけられるよう近隣に住む親族や友人との連携も大切です。

まとめ

介護離職は収入・キャリア・老後の年金に大きな影響を与えます。「介護のために仕事を辞めるしかない」と思い込まずに、まず職場への相談・介護保険サービスの活用・法律上の制度の利用を検討しましょう。

一人で抱え込まずケアマネージャーや地域包括支援センターに相談することが仕事と介護を両立するための第一歩です。

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