認知症の種類と症状をわかりやすく解説【早期発見のポイントも】

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「親が認知症かもしれない」「認知症にはどんな種類があるの?」という方のために、認知症の種類・症状・早期発見のポイント・相談窓口をわかりやすく徹底解説します。

認知症とは

認知症とは脳の病気や障害によって記憶・判断・言語などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態のことです。日本では65歳以上の約6人に1人が認知症といわれており、今や身近な病気の一つです。

「物忘れ」と「認知症」は異なります。加齢による物忘れは体験の一部を忘れますが、認知症は体験そのものを忘れてしまいます。

認知症の主な種類

アルツハイマー型認知症

認知症の中で最も多いタイプで、全体の約60〜70%を占めます。脳にアミロイドβというタンパク質が蓄積されることで脳細胞が死滅し、脳が萎縮していきます。

主な症状
・最近のことから忘れていく(近時記憶障害)
・同じことを何度も繰り返す
・日付・場所がわからなくなる
・料理・家事などができなくなる
・徐々にゆっくりと進行する

特徴
女性に多く、70歳以上から増加します。初期段階では本人が物忘れを自覚していることも多いです。

血管性認知症

脳梗塞・脳出血などの脳血管障害によって起こる認知症です。認知症全体の約20%を占めます。

主な症状
・まだら認知症(できることとできないことがはっきりしている)
・感情のコントロールが難しくなる
・歩行障害・麻痺などの身体症状を伴うことがある
・脳血管障害が起きるたびに段階的に悪化する

特徴
男性に多く、脳血管障害の再発を防ぐことが進行を遅らせる鍵になります。生活習慣病の管理が重要です。

レビー小体型認知症

脳にレビー小体というタンパク質が蓄積されることで起こる認知症です。認知症全体の約20%を占めます。

主な症状
・幻視(実際にはいない人や動物が見える)
・症状が日によって大きく変動する
・パーキンソン症状(手足の震え・歩行障害)
・睡眠中に大声を出したり暴れたりする(レム睡眠行動障害)

特徴
幻視が鮮明なのが特徴です。薬の種類によっては症状が悪化することがあるため、医師への情報提供が重要です。

前頭側頭型認知症

脳の前頭葉・側頭葉が萎縮することで起こる認知症です。比較的若い年齢(40〜60代)で発症することが多いです。

主な症状
・人格・行動の変化(万引き・食べ過ぎなど反社会的行動)
・同じ行動を繰り返す(常同行動)
・言葉が出にくくなる・理解できなくなる
・感情が平坦になる

特徴
記憶障害よりも人格・行動の変化が先に現れることが多いです。「性格が変わった」と感じたら専門医に相談しましょう。

認知症の初期サイン

以下のようなサインが見られたら早めに専門医に相談しましょう。

・同じ話を何度も繰り返す
・最近の出来事を覚えていない
・日付や曜日がわからなくなった
・料理の手順がわからなくなった
・財布・鍵などをよく失くす
・お金の管理ができなくなった
・怒りっぽくなった・疑い深くなった
・趣味や外出への興味がなくなった
・身だしなみに気を使わなくなった

認知症と物忘れの違い

項目加齢による物忘れ認知症
忘れ方体験の一部を忘れる体験そのものを忘れる
自覚物忘れを自覚している物忘れの自覚がない
日常生活支障なく生活できる日常生活に支障が出る
進行ほとんど進行しない徐々に進行する

認知症の早期発見が大切な理由

認知症は早期に発見・治療を開始することで進行を遅らせることができます。また早期発見により本人が元気なうちに今後の生活・医療・財産管理について話し合いができます。

「もしかして認知症かも」と感じたら早めに専門医や相談窓口に相談することをおすすめします。

認知症の治療・ケア

薬物療法

アルツハイマー型認知症には進行を遅らせる薬があります。早期から服用することで効果が期待できます。

非薬物療法

・回想法(昔の思い出を話すことで脳を活性化する)
・音楽療法
・運動療法
・認知リハビリテーション

生活環境の整備

・わかりやすい環境づくり
・危険箇所の改善
・規則正しい生活リズムの維持

認知症の方を介護する家族へ

認知症の介護は長期戦です。一人で抱え込まずに以下のサービスを積極的に活用しましょう。

・デイサービス(日中の預かり)
・訪問介護(自宅でのケア)
・ショートステイ(短期入所)
・グループホーム(認知症専用施設)

また認知症の家族を持つ方同士が交流できる「認知症家族の会」「認知症カフェ」も江戸川区内にあります。同じ立場の方と話すことで気持ちが楽になることがあります。

よくある質問

Q:認知症は予防できますか?

A:完全な予防は難しいですが、生活習慣の改善(適度な運動・バランスの良い食事・社会参加・禁煙など)によってリスクを下げることができるといわれています。

Q:認知症の診断はどこで受けられますか?

A:かかりつけ医・神経内科・精神科・物忘れ外来などで診断を受けられます。まずはかかりつけ医に相談してみましょう。

Q:認知症になったら運転免許はどうなりますか?

A:認知症と診断された場合は運転免許の返納が必要になる場合があります。事故防止のためにも早めに対応しましょう。

まとめ

認知症は早期発見・早期治療が重要です。「もしかして」と感じたら一人で抱え込まず、早めにかかりつけ医や地域包括支援センターに相談しましょう。

認知症になっても住み慣れた地域で安心して生活できるよう、江戸川区では様々な支援サービスが整っています。

当サイトでは江戸川区の介護サービス・施設の掲載を受け付けています。掲載・お問い合わせはこちらからどうぞ。

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